科目:絶リフ絶空
雑兵です.
今回は難しめのガーキャンとダッシュの2種類の絶リフ絶空の個人的な使い所と利点について書き流し. 二連リフ, 絶リフ連関連はリフ絶空関連で既に書いたのでそちらを参照.
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絶リフのイメージ
難しそう! かっこいい! 強そう!
大体こんな感じで習得に入る人は多いと思います. こう思っていた時期が僕にもありました.
使ってみるとわかりますが, 確定場面で振らないと想像以上のデメリットを抱えていることがわかります. 思ったよりも強さに結び付かず, 絶リフに裏切られた気分を味わうことも(絶リフにどんだけ未知のパワーを期待してたんだ).
絶リフの欠点は次の通り.
1.画面を見ずに入れ込みその瞬間を叩かれた場合, ベクトル変更が確定で下寄りになる.
2.ほぼ密着で振らないと当たらない.
3.間に合う範囲であれば単純な入力の掴みや上スマで良い.
以上の3つの要素から, 絶リフしたいから絶リフをするのではなく, 特定の場面において選択すべきは絶リフだったと考えるのが良いでしょう.
僕はまだ画面を見るのを徹底できてなくて甘えた入れ込みの時があるからやはり難しい.
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ガーキャン絶リフ絶空
有名な絶リフ. 先日のBGW19のSFATvsaMSa(敬称略)で12:01のガードからの展開のようなヨッシーのめり込むNairに対してガーキャン絶リフ絶空上スマをバシバシ決めていたのは記憶に新しい.
絶リフでなくとも, 遊撃対決でめくられた後に裏表対応の早い暴れとして多くの人がガーキャンリフを使ってます.
【関東スマブラDX大会】BGW19 GFs CLG | SFAT (Fox) vs VGBC | aMSa(Yoshi)
ガーキャンリフをガーキャン絶リフにするメリット
空中攻撃に対して発生の早い無敵と相殺判定無しを利用して割り込み, リフコンをする選択肢に化けます. 要は立ち吹っ飛びのキャラに対して暴れから撃墜択になり得るリターンを期待できます.
元からダウンさせてきたキャラに対してはダウンを下強やDA, 弱叩き起こしによって展開を作るのと受け身狩りに持ち込めます.
デメリットは先述した通りなので, 密着する空中攻撃の着地, 背面への地上攻撃に対して用法を守ってリフコン. 表の地上技に対してだとそもそも投げや上スマ, ガーキャン絶空リフ絶空が適当なことが多い.
例えば, 遊撃対決で相手のDAをガードした時は絶リフではなく上スマで反撃を取れば本当てになりパーセントとベクトル変更によってはそのままコンボができます. 反撃択の使い分けが大事.
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ダッシュ絶リフ絶空
ガーキャン絶リフに比べると地味な挙動をしているせいかわかりづらい.
ダッシュ中はリフレクターを出せないことからジャンプでキャンセルし絶リフ絶空. 似ていますが走行しゃがみリフのことではないです.
終点大会のソバメシvs葵(敬称略)で使われた印象が強く, 僕はこの二人の試合を見て習得しようと思いました.
第25回スマバトDX 最終決戦・ホントの最終決戦 葵vsソバメシ
個人的使い道
1.後隙の短い攻撃を狩るために引きでスカした後の戻りダッシュの差し込み
2.リフ絶空運びで絶空が足りない時の距離伸ばし
3.のけぞりキャンセル成立後の選択肢の一つとして使う(要しゃがみダッシュ)
1の使い道だとマルスのNair置きやシークの鉈置きを空中攻撃の差しだと引きが間に合ってしまう, 微妙な位置で置かれた時の差し込みに使えます. 例えば動画内では4:16~のダブスラ着地と6:08~の下強, 0:42~の下り引きフラッグに対して差しています.
上の動画の0:42~の着地狩りの展開のようにガードされたとしても絶空が早ければ掴まれません. 掴み暴れのためにガードで固まってくれるならリフキャン投げ派生で崩すほか, そもそも着地をガードで釘付けしてくれるならめくる空中攻撃や投げといった他の差しを通せるようになるため選択肢として優秀です.
僕はその他に遊撃対決で着地狩りを狙った時の投げへの差し返しになるリフ暴れの拒否を兼ねた差しで使ってます. チキンなだけ.
2は僕がリフ絶空運びが下手くそなのでそんなに使ってません. リフ絶空の距離が足りないというよりは相手のずらしへの対策, アイクラ相手に走行リフをヒットさせた後の相方潰しとして使います.
3は最近使い始めていて, 低パーセントで地上攻撃を受けた後の選択肢, 例えばマルスシークの下強や横強先端に対して機能します.
ダッシュJC投げとの違いは発生の早さと無敵/相殺判定無しによって後隙カバーの入れ込み潰しに使えること. くらい判定を出さないことで発生前潰しを受けにくく, 仮にジャンプを潰されてもリフレクターの入力の都合上今度はのけキャンリフで暴れやすい.
長くなりましたが, 僕の絶リフの使用感が伝われば幸いです.
それでは.