雑兵の書き溜め

ゲームをプレイして思ったことをつらつらと

対応とぶっぱなし

雑兵です.

今回は相手に対応することとぶっぱなしについて.

 

オフ歴は4年目になりますが, 正直なところ期待値に任せたぶっぱなしor当たればハッピーなヤケクソぶっぱ以外やったことがないです.

しかしながら, 去年の末から今年に入って特定の展開を覚えておき, 相手にしっかりリスクを付けようと対応することを試し続けていったところ, 見てからだけでなく確認放棄のぶっぱでなければ間に合わない場面も存在し, 根拠に基づいたぶっぱなしの感覚を掴んできたのでその思考の書き流しになります.

 

 

・ぶっぱなしが通るタイミング

とても大雑把に言うと相手が動く瞬間.

動く瞬間は前隙だったり何かしらの硬直時間が伴っている.

短い隙でもぶっぱなしが通ればその行動は崩せる.

 

 

・ぶっぱの通し方

ぶっぱを通すには相手がどう動くかの前提をある程度把握しておく必要がある.

対戦中であっても,

1.ガードに対する攻撃の先端当て

2.相手の様子見行動(ジャンプ, ガード, 置き技etc.)とその後の挙動の確認による全体の読み合いの理解

以上のノーリスクorローリスクな行動であるこの二つからぶっぱなしのための根拠は集められる.

 

もう一つ, スマブラDXでは相手が受け身やダウン後の行動を狩ってくる際に, シールドとCスティックの左右, 下で準最速回避を出せるのだが同時に入力するとスマッシュが暴発するこの暴発がヒットしてしまっても読み合いの判断材料が得られるいや得られてしまう.

話題は逸れるが, ギリギリ間に合っていない追撃に対してガードで固まってしまい投げられてしまう人は自分も含めてCスティックを使った準最速回避による追撃拒否を実践してほしい.

 

・ぶっぱの要求場面

僕が確認放棄を選択しようと考えた場面は以下の通り.

a.相手の甘いジャンプ様子見/逃げ

b.見てから狩ることも可能だが,裏択の存在により期待値で負けやすい選択肢へのケア(フォックスの唐突な上強置き, ベヨネッタのNA着地後下強etc.)

この二つの確認が難しい, または見てからは間に合わないが入れ込んだら間に合う範囲相手のローリスクな選択肢を狩る手段としてぶっぱは択の一つになる.

 

僕はローリスクな行動を咎められない状況が続き相手がノーリスクで技をぶん回している状況を維持するのが嫌いな人なため, 崩しとしてぶっぱなしを選択する価値は一考に値すると感じた.

 

相手の行動を咎めるためのぶっぱの他に, リスクリターンやその後の展開を考えた期待値によるぶっぱも存在する. こちらもこちらで有効.

期待値由来も相手の動きに由来するものも,根拠の有無に限らず相手がこのように動いたらぶっぱなしが通って崩せるという流れからは逸れていない.

ぶっぱなしは手段に過ぎない.

 

・ぶっぱにより得られたこと

ミドルリスク行動によって相手のローリスク行動を大リターンで咎め, 選択に圧力をかけられる(かもしれない)

もし相手の行動選択に圧力がかからなければ同じ対応をするのが丸い. 多分刺さる.

 

副産物だが, 特定の場面における相手の動きを覚えておき,ここではこの択を通そうという対応力を付けていくことに目を向ける,

ぶっぱについて考えたことで余計な判断材料を頭に溜め込みすぎることを放棄する考え,

ぶっぱを忌避していた前までと違い, 自分で自分の選択肢を縛らない考えの3つの思考に至ることができた.

 

ぶっぱとは汚い行動ではなく, 相手に対応した上で刹那に放つ"知的な一撃"ではないだろうか.

 

 

長々と書きましたが, 勝たないといけないとか余計なことを考えた時の目先の勝利を求めたやけくそぶっぱが僕はまだまだ多いです.

試合で使える全ストックの中で,リスクリターンと相手の行動を考えて効率良くぶっぱなしましょう.

最後に, ぶっぱなしよりも確認放棄の方が賢そうに見えて好き.

 

それでは.